延岡へのアクセス
今回は宮崎県随一の観光名所高千穂をめぐる日帰りモデルコースの紹介です。瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が地上に降りてきた天孫降臨の地として知られる高千穂は毎年多くの観光客が訪れる観光名所です。
高千穂へは車でのアクセスが基本ですが、今回は電車とバスを使って日帰りで高千穂観光を楽しむ方法を紹介したいと思います。この記事では大分駅~延岡駅~高千穂~延岡駅~宮崎駅というルートで紹介しますが、宮崎駅を起点に日帰り観光することも可能ですので是非カスタマイズして活用してみてください。
※宮崎駅発、高千穂行のバスも期間限定で運行されているようです。
JR大分駅を起点にする際の注意点は、大分駅延岡駅間の電車は本数が少ないので、朝一の電車に乗るのがおすすめです。朝7時大分駅発の特急にちりん1号に乗車すると9時10分に延岡駅に着きます。(8時16分発、10時8分もありますので、その後の予定と相談の上決めてください。)
延岡駅は大分駅~宮崎駅の間では比較的大きい駅です。高千穂観光の起点として駅前は整備されており待合室、コンビニ、トイレ、コインロッカーなど一通りそろっています。スターバックスもあります。
ちなみに延岡駅でこれから乗る高千穂までのバスの一日乗車券が販売されています。延岡駅~高千穂間往復バス代3,640円かかるところ、2,000円で済みます。駅のコンビニなどで買えるので、非常にお得です。
高千穂へのアクセス
1日乗車券を買い用意を済ませたら、高千穂行のバスに乗ります。ちなみに、高千穂にも簡単な買い物ができる場所はありますが、飲み物などは事前に延岡駅のコンビニで買うのがおすすめです。
バスは10時延岡駅発です。高千穂には11時20分に着きます。高千穂へ行くバスは複数あるみたいですが、宮崎交通HPの6.延岡地区、6-01行先:延岡~高千穂を利用します。このバスは1日乗車券で乗れますが、他のバスでも1日乗車券が利用可能かは事前に確認してください。
この路線バスは長距離を走りますが、一般的な路線バスで座席も4列シートなどではありません。トイレはなく、途中トイレ休憩もないので延岡駅で済ませて乗りましょう。
高千穂神社
高千穂BCでバスを降りたらいよいよ高千穂観光のスタートです。バスセンターの前に観光案内所があるので、地図をもらったり説明を受けることができます。
観光の順番は、高千穂BC~高千穂神社~高千穂峡~ランチ~高千穂BS~天岩戸神社~高千穂BCの順に巡ります。
※ややタイトなスケジュールになっていますので、ご予定と合わせて調整してください。
まず高千穂神社へ向かいます。高千穂神社は特に参拝料金などはかかりません。高千穂BCからは歩いて11分(850m)です。高千穂神社までの道沿いには飲食店が複数ありますので、お昼はこのあたりで食べると便利です。
高千穂峡
高千穂神社の次は高千穂峡に向かいます。ここが高千穂最も有名な場所で写真映えするスポットです。高千穂神社から高千穂峡までは歩いて15分前後です。途中歩道はなく、車道の脇を通るところが多いので気をつけてください。
高千穂峡についたら遊歩道を歩いて観光します。遊歩道は高千穂大橋から高千穂観光協会直営売店のあたりまでつながっています。私は高千穂峡から観光協会直営売店まで歩きましたが、時間と体力を考えてコースを選んでください。高千穂町観光協会が地図を公開しているので参考にしてください。
高千穂峡の観光を終えたら高千穂BCに戻ります。歩くと30分弱かかります。高千穂BCまでに飲食店がいくつかあるので、お昼を食べてしまいましょう。私は高千穂牛レストラン和に行き、焼き肉ランチを頂きました。
天岩戸神社
お昼を食べた後は高千穂BCから天岩戸神社に向かいます。こちらは遠いのでバスを使います。残念ながら先ほどの一日乗車券は使えません。バスの名称は岩戸線「ふれあいバス」です。本数が少ないので時刻表での最新の時間を確認してください。
天岩戸神社と天安河原合わせて1時間~1時間30分ほどの所要時間です。帰りのバスも本数が少ないので乗り遅れないように気をつけてください。
※私は高千穂13時54分~天岩戸14時09分~観光~天岩戸16時10分~高千穂16時25分で移動しました。
高千穂BCに戻ったら、延岡駅までバスで戻ります。延岡駅からは再び特急にちりんで宮崎駅(or大分駅)を目指します。
~おわり~
他にもモデルコース紹介した記事があるので参考にしていただければ幸いです。
※筆者が高千穂を訪れたのは20年11月です。バスの時刻などは執筆時点で再度確認しておりますが、変更になっている可能性もあるため、ご旅行の際は再度ご確認ください。
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