高輪ゲートウェイ駅の役割
こんにちは。今日は3月14日開業したJRの新駅、高輪ゲートウェイに行ってきました!本当は開業当日に行きたかったのですが、まさかの雨と雪。雨嫌いの私は家でゴロゴロして、翌日出かけることにしました(笑)
さて、早速ですが高輪ゲートウェイ駅は品川駅と田町駅の間に出来た新駅ですが、どういう役割があるのでしょうか?結論から話すと、高輪ゲートウェイは品川駅北の再開発エリアへのアクセス駅としての役割が与えらています。
元々高輪ゲートウェイ駅のあたりは国鉄の時代からの車両基地でしたが、今や東京都心部に大規模な車両基地を保有する必要はなくなりました。そこで、車両基地を縮小し、空いた土地に商業施設等を建設しよう!というのが品川駅北側の再開発計画です。高輪ゲートウェイ駅はその再開発エリアに訪れる人のための駅です。
しかし、高輪ゲートウェイ駅に来てみた人は分かると思いますが、高輪ゲートウェイ駅にはまだ商業施設はオープンしていません。実は今回は暫定開業で商業施設等が完成するのは2024年と少し先の予定になっています。
そのため、現時点で高輪ゲートウェイ駅は本来の役割を果たすことは出来ていませんが、先行開業させたのはオリンピック開催に合わせてJR東日本の技術をつぎ込んだコンセプト駅という側面を打ち出すためなのだと思われます。
実際、高輪ゲートウェイ駅では様々取り組みを目にすることが出来ます。例えば和を意識した特徴的な屋根、案内ロボットや警備ロボットなどのロボットの配置、タッチしやすい自動改札などが挙げられます。
その中で特に私が注目したのが、「TOUCH TO GO」という無人店舗。こちらの店舗では無人AI決済の技術を利用し、商品を手に取るだけで、レジに行くことなく買い物が出来てしまいます。Amazon GOと同様の仕組みですね。ただ、TOUCH TO GOは3月23日オープンで今日は体験できませんでした…
他にも様々な取り組みが行われているので、以下のURLを参考にしてください。
https://www.jreast.co.jp/press/2019/20191203_ho01.pdf
高輪ゲートウェイ駅の今後
2020年3月の時点で高輪ゲートウェイ駅は暫定開業ということですが、将来的にこの地域はどのように生まれ変わるのでしょうか?
JR東日本より公表されている再開発計画では7つの高層ビルが建築されることになっています。
中身は商業施設、住宅、教育・文化施設、ホテル、国際会議等を行なえるコンベンション・カンファレス等非常に多岐に渡っています。また、
詳しい内容が知りたい方は以下のURLを参考にして欲しいのですが、要はこの地域は羽田空港が近いという地理的特性を生かし、シンガポールのような国際文化・ビジネスの拠点としたいということでしょうか?いずれにしても完成が楽しみです。
https://www.jreast.co.jp/press/2018/20180923.pdf
まとめ
以上高輪ゲートウェイに行ってきました。高輪ゲートウェイ駅は
①車両基地の再開発計画へのアクセス駅
②7棟の高層ビルができ、国際文化・ビジネスの拠点となる都市開発が計画
③本格開業は2024年
ということでした。
現時点で高輪ゲートウェイ駅周辺に観光地等は少ないですが、開発前の姿を一度目にするのも、将来良い思い出に変わるかもしれないので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに再開発関連の記事は他に、うめきた2期で大阪駅はどう変わる? ~うめきた再開発と北梅田駅の役割~もあるので良ければ読んでみてください。
~終わり~
コメント