知床を観光しよう ~知床観光船編~

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カシュニの滝 旅行
カシュニの滝
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知床観光情報

 今回は知床の紹介です。はじめの記事(北海道 鉄道でめぐるおすすめのプラン)で紹介したプランの3日目です。知床は世界自然遺産にも指定されており、以前から一度訪れたいと思っていたところでした。

知床の玄関口は知床斜里駅です。空港だと女満別空港が最寄駅です。前回の記事(釧路で観光するならどこ?~北海道旅行釧路編~)の最後でホテル等も紹介しているので参考にしてください。

 知床半島は東側のウトロと西側の羅臼に分かれています。東側のウトロの方が観光しやすいので、初めて知床観光する際はウトロがおすすめです。ちなみに、ウトロと羅臼はバスで1時間ほどの距離なので、両方観光することも可能です。ただし、1日で両方観光するのは厳しいので、ウトロ温泉に宿泊するなどで、2日に分けるのがおすすめです。

 今回は知床斜里駅から出発です。知床斜里の駅前からバスが出ています。季節にもよりますが、基本的に1日5~7本くらいしかバスがないので次のサイトで必ず時間を決めてから乗りましょう。私は8時10分発のバスに乗りました。

 9時10分にウトロ温泉バスターミナルに着きます。途中オシンコシンの滝というスポットを見れます。ウトロ温泉バスターミナルは知床観光の起点となる場所ですので、周囲に道の駅や飲食店、コンビニなど一通り揃っています。

斜里バス株式会社 | 路線バス(知床線)
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知床観光船

知床観光船の種類

 ウトロ温泉バスターミナルに着いたら、まずは知床観光船に乗りました。知床観光船は複数種類があり、大型船・小型船、知床半島の先端知床岬まで行くもの、途中のカムイワッカ湯の滝まで行き引き返すコースなどがあります。ネットで検索するとHPに詳細が記載されているので、お好みのものを選んでください。ちなみに、予約可能なものは予約しておくと当日スムーズに進むのでおすすめです。私は今回知床岬まで行く大型船の、「おーろら号」に乗りました。おーろら号についてのURLを貼っておくので参考にしてみてください。

料金・時刻表|知床観光船 おーろら 公式ホームページ
世界自然遺産・知床を船上から楽しめる、知床観光船おーろら。大型船ならではの充実した設備や揺れが少ない安定感はおーろらならでは。知床岬、カムイワッカ湯の滝、知床五湖、乙女の涙など観光ポイントも回ります。

船内の案内

 バスターミナルから歩いて10分ほどで、観光船乗り場に着きます。船内には600円ほどの特別席という所謂指定席があり、指定席は乗船後に早い者勝ちで購入していくので、この特別席を希望する場合、早めに並んでいた方が良いでしょう。特別席以外にも自由席のイスはあります。私はデッキで景色を楽しみたかったので、特別席を買いませんでしたが、必ず座りたい場合などは特別席を購入すると良いかもしれません。

 他に売店があり簡単な飲み物、お菓子を買えますが、基本的に船内で何か食事をしたりお酒を楽しみたい人は、乗船前に買った方が良いと思います。他、トイレ等は完備されています。 

おーろら号
おーろら号

知床半島の観光

 それでは、知床観光船のスタートです。10時にスタートし、4時間弱の乗車ですが、結論から言うとすごく充実した船旅で全く飽きることなく楽しめました。(途中アクシデントがありましたが、これはのちほど…)

 観光船は適宜音声案内があるのと、観光スポットを通る際は減速してくれます。始めに見えるのがフレぺの滝です。

フレぺの滝
フレぺの滝

 次にカムイワッカの滝です。上流部にはカムイワッカ湯の滝があり、ここまではバスで行くことも可能です。1時間30分のコースはここで引き返します。

カムイワッカ湯の滝
カムイワッカの滝

 知床岬まで行くコースはまだまだ進みます。次に見えてくるのがクンネポールという岸壁の岩に穴が開いている特徴的な場所です。波により侵食されたみたいです。

クンネポール
クンネポール

 また、途中ヒグマを見ることが出来ました。大型船の場合海岸線まで遠く良く見えないので双眼鏡を持参した方が良いかもしれません。ルシャ湾付近でヒグマはよく見れます。

ヒグマ
ヒグマ

 だんだん知床半島の先端に近づいていますが、次はカシュニの滝です。垂直に水が海にそそぐ景色は見ごたえがあります。

カシュニの滝
カシュニの滝

 そして、いよいよ知床半島先端の知床岬を拝むことが出来ると思いきや、ここでアクシデント…
 なんと、波が高いので知床岬を目前に控え引き返すことに!実は知床半島周辺は濃霧や高波の影響で観光船が欠航することが多いそうです。前日もHPで調べると観光船は欠航になっていました。ですので、旅行する際はHPで船が出るか必ず確認すると同時に、欠航した場合のプランも考えておいた方が良いかもしれません。

 知床岬目前で引き返すのは何とも心苦しいですが、天候ばかりは仕方ないのであきらめましょう。楽しみは次に知床に来た時に取っておきます。

遠くに見える知床岬
遠くに見える知床岬

 復路は減速したりしないので、往路より短いです。観光客も同じ景色なので船内で休憩する人が多いので、デッキは空いています。写真をじっくり取りたい方は復路がねらい目ですね。

知床岬まで行かず引き返したので、3時間ほどの船旅になりました。乗る前は途中で飽きそうだなと思っていまいたが、全く飽きることなく楽しめました。ちなみに、知床岬まで行かず引き返したので、2000円ほどの返金がありました。天候のせいで、船会社の責任ではなく申し訳ない気もしましたが、有難く受け取りました。

 この後は昼食を取り知床五湖に向かいましたが、長くなってきたので続きは次回にします。

おすすめ度とアクセス

 おすすめ度とアクセスのし易さの解説です。

おすすめ★★★★★
アクセス★★☆☆☆

知床観光船の絶景は見事で貴重な思い出になりました。是非一度、知床を観光してみてください。
アクセスは一応バスでもアクセスできるので★2つにしましたが、知床斜里自体へのアクセス難易度は高いです。飛行機、電車、バス全て本数が少ないので、必ず事前に予定を立ててから旅行してください。

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