オロンコ岩
今回は知床観光の後半です。はじめの記事(北海道 鉄道でめぐるおすすめのプラン)で紹介したプランの3日目の午後です。午前は知床観光船に乗り知床岬を目指しました。(到達できませんでしたが…)詳しくはこちらの記事を読んでみてください。(知床を観光しよう ~知床観光船編~)
観光船を降りた後昼食にしようと思いましたが、その前に観光船乗り場の近くにあるオロンコ岩に登りました。オロンコ岩は高さ約60メートルの岩で、この辺りの先住民のことをオロッコ族と言ったことから由来しています。
オロンコ岩からウトロの港が一望できます。オホーツク海も見渡すことができ何となく登ってみましたが、おすすめです。ただし、階段はかなり急なので、自分の脚力と相談しましょう。
知床ランチ
オロンコ岩から降りるといよいよ食事にします。もちろん海鮮を食べます。食べログで評価の高かったウトロ漁協婦人部食堂に行きました。この日は日曜日なので10人ほど並んでいましたが、20分ほどで入れました。注文したのはサケとイクラの海鮮丼を注文しましたが、美味しかったです。
カムイワッカ湯の滝
昼食を食べた後は午後のメイン知床五湖に向かいます。ウトロ地区では8月限定でシャトルバスが出ています。今年の時刻表はまだ掲載されていませんでしたが、1時間に1本くらいは出ています。
シャトルバスはカムイワッカ湯の滝まで向かいます。今回は時間の都合上カムイワッカ湯の滝には行きませんでしたが、カムイワッカ湯の滝はその名の通りお湯が流れています。上流に行くほど温度も上昇し、滝壺で入浴も出来るそうです。
ただ入浴できたのは以前の話で、現在は入浴は出来ません。落石の危険があるということで、1ノ滝以上は立規制されています。1ノ滝は30度ほどしかなく、入浴するには温度が低く現在は入浴できないことになっています。
もともとカムイワッカ湯の滝は人の手がほとんど加えられておらず、クマの出没の危険性があること、上流に行くほど高温になり火傷の危険性があったのですが、世界遺産指定後観光客が増えてきました。そこで、怪我人がでてはいけないということで立入規制されるようになったそうです。今後も立入規制が解除される可能性は低そうですが、世界自然遺産保護のためにもそれで良いのかもしれません。
知床五湖
さて、ウトロ温泉からシャトルバスで約30分で知床五湖に着きました。知床五湖の楽しみ方は2つあります。
①つめは地上遊歩道を行くコースです。
②つめは高架木道を行くコースです。
①つめの地上遊歩道は知床五湖全てを巡るコースです。こちらは実際に知床の自然の中に入っていき知床五湖を体感するコースで。こちらのコースは野生動物との遭遇の危険性があるため、時期によりガイド必須であったり、事前にガイダンスが必要などするので事前に調べてから旅行しましょう。
②つめの高架木道は高架の上から知床五湖を楽しむコースです。高架には電気柵が設けられており、ヒグマ対策が施されています。ただ、残念ながら高架木道から見れるのは一湖のみです。距離も片道800メートルほどなので、短時間で観光する場合はこちらでもよいと思います。私は時間の都合上高架木道を選びましたが、知床連山、オホーツクの絶景を堪能することが出来、十分楽しめました。特に高架から見下ろすオホーツク海の景色は最果て感がして好きです。
だいだい1時間ほど観光して再びシャトルバスでウトロ温泉に戻ります。ウトロ温泉から知床斜里まで戻るバスは1日数本しかないので必ず事前に調べましょう。
バスの発車まで時間があったので道の駅シリエトクで時間を潰しました。知床の自然について勉強出来て意外と面白かったです。ちなみにウトロ温泉にはコンビニもあり必要最低限のものは揃います。
バスに乗ると1時間ほどで知床斜里駅に着きます。この日は網走で宿泊予定なので、釧網本線に乗車します。発車時間まで1時間ほどありましたが、知床斜里駅の周辺は特に時間を潰す場所もないので駅の周辺で待ちます。
知床斜里駅から網走駅までは1時間弱です。日中であれば右側にオホーツク海を眺めることが出来ます。残念ながら私は日没後に乗車したので何も見えず、朝早かったこともあり爆睡してました(笑)
網走ではドーミイン網走に宿泊します。網走駅周辺はチェーン店がいくつかありましたが、飲食店は多くいない印象です。
おすすめ度とアクセス
おすすめ度とアクセスのし易さの解説です。
おすすめ★★★★★
アクセス★★☆☆☆
詳細については前回の記事を参考にしてください。(知床を観光しよう ~知床観光船編~)
~以上~
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